ロードバイクで巡航速度を高めていこうと考えた場合に、ロードバイクも他のスポーツと同様に計画的にトレーニングを積んでいくことが必要になります。
また、持久系スポーツの代表格でもあるロードバイクは継続していくことが強くなるためには必須となりますので、自身の成長を様々な角度から検証していくことで、モチベーションの向上にも繋がっていきます。
今回はロードバイクで巡航速度を高めていくための、トレーニング関連について紹介していきます。
継続は力なり!!
1.効率的に強くなるために意識したいこと
まず、ロードバイクで巡航速度を効率的に高めていくためには、気がむくままに走るよりは計画的に走る機会を設けて、効率的に走力を高めていくことが重要です。
特に多くの方は週末にロングライドなどを楽しんでいると思いますが、週末のみの走行では現状維持が限界の場合が多いです。
そこで意識していきたいのが、火、水、木など週の中ほどに時間を作って
超回復のリズム
を計画的に取り入れていくことです。
これは週末にロングライドを楽しんだ場合におそらく体力が回復するまでに1〜2日間が必要となるためで、筋力が回復したタイミングを見計らって新たな負荷を体にかけることで走力を向上させていくことが狙いです。
このようにトレーニングプランを簡単なもので良いので作成して、計画的に成長していくと非常に効率的に強化していくことができます。
その際に意識していきたいのが超回復になりますので、体の状態と相談しながら無理せずに的確にトレーニングを積むことが重要です。
2.モチベーションの維持が最も大切!
次に成長を実際に走って体感することも非常に嬉しいものですが、客観的にとらえることも成長の大きな手助けになります。
もし、パワーメーターをお持ちの方でしたら自身の出力を知るだけでなく、トレーニングに活かしていくと成長の速度は加速していきます。
特に1時間の最大平均出力(FTP)計測後に利用できる、トレーニングストレススコア(TSS)を使った現在の体力を表す数値(CTL)を参考にしていくと現状のレベルや更に成長するために必要な練習量や休息日のタイミングなどが客観的にわかり非常に便利です。
これらの数字を自動計算してくれるアプリとしてトレーニングピークスなどが有名ですので、それらの利用をしていくと、効率的なトレーニングプランを作成していくのに助かります。
また、平日に実走するには時間などの様々な制約により難しい場合はローラーの利用が中心になると思います。
そこで、ZWIFTというバーチャルライドアプリなどを利用すると室内にいても世界中のライダーと共に走ることが出来ますので、モチベーションの維持にオススメです。
こちらのアプリではレースや走行イベントも1時間ごとに行われていて、カテゴリー分けも細かくされているので、ご自身のレベルに近い人と競い合うことで非常に高いレベルでのトレーニングが可能となります。
このようにロードバイクの巡航速度を高めていくには、適切なトレーニングのタイミングを見極めて、負荷をかける日と休息日とを上手に組み合わせることで、より効率的に成長することができます。
最近では、モチベーションを高めるためのきっかけがバーチャルライドを含めて多数用意されているので、それらを上手に利用することでモチベーションの維持やロードバイクの多様な楽しみ方に繋がっていくと、結果としてご自身の巡航速度の向上に繋がっていきます。